Adam-Gibbs 関係式を再導出した論文が掲載

Adam-Gibbs 関係式(1965)は、非平衡系における構造混和時間と熱力学量である構造エントロピーとを関係づける式で、この分野では最もよく用いられる関係式の一つです。しかし、Adam-Gibbs の導出の物理的根拠が不十分で、議論の基礎となっている協調再配置領域(CRR)の大きさが、用いられた実験方法ごとに異なるなど、混乱が生じて…

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日本は第7波突入?

3月末までの感染状況の解析によると、下図に示すように3月25日から増減率が正に転じ、第7波に入っています。どれだけ大きくなるか、あるいは無視できるほどの山で終わるかは、人々の行動と政府・各自治体の対策によりますが、ワクチンの感染予防効果は限定的であり、現時点では感染を抑制する要因はほとんどありません。日本では、第5波を除き、各波の最後の…

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