コロナに対する本末転倒の議論は看過できない

全国の新規感染者数が5万人を超え、残念ながら数日前に行った最悪の予測の通り増加しています。そんな中、オミクロン株(変異体)に対応するとして分科会からあるいはその中の専門家と呼ばれている有志から出された提言には、本末転倒あるいは非科学的な方針や現在採られている対策と矛盾するものが多く、岸田首相や知事の方々もかなりとまどっておられるようです…

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コロナ第6波現状の分析と望まれる対策

コロナ第6波の感染は、これまでにない広がりを見せており、またウイルスの特徴がこれまでのものとは異なることから、これまで行われてきた「濃厚接触者」の定義や「行動自粛」の指針は見直す必要があるようです。  左の図は、昨日18日の新規感染者数まで含めた感染状況の分析です。平均的振る舞いを見ていますから、直近の解析には誤差が大きく出ます。1月…

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オミクロン変異体市中感染者数:テレビ朝日玉川徹氏の宿題への解答

1月11日のテレビ朝日モーニングショウで、玉川徹氏から「だれかオミクロン変異体の市中感染者数を見積もれないのか」という発言がありました。感染経路不明者の割合から、市中感染者数を見積もる理論的枠組みはすでに論文(現在査読中)で明らかにしており、2021-8-23のブログでも説明していますが、現在のオミクロン変異体については正確なデータがあ…

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